82歳、腎臓の病気の母親にナッシュを食べさせてみた

この記事にはPR・広告リンクを含みます。食事制限の内容は人によって違うため、腎臓病・肝臓病・高血圧などで治療中の方は、主治医や管理栄養士の指導を優先してください。

82歳の母親に、ナッシュの弁当を食べさせてみました。

これは自分の中では、ひとつの実験です。ナッシュは、これまで食べた冷凍宅配食の中でも、かなり若い人向けに感じる弁当です。味もしっかりしていて、普通のコンビニ弁当にかなり近い印象があります。

では、そのナッシュを、病院でずっと薄味の食事に慣れてきた母親に食べさせたら、どう反応するのか。そこを見てみたいと思いました。

ナッシュは、冷凍宅配食の中ではかなり普通の弁当に近い

自分がナッシュを食べた印象では、タイヘイ、Dr.つるかめキッチン、メディミールとは少し方向性が違います。

ナッシュは、制限食専門というより、普通においしく食べられる冷凍弁当に近いです。味もしっかりしていますし、メニューも若い人が選びやすい感じがあります。

だから、自分が食べる分には「これはうまい」と思いやすいです。冷凍弁当としては、かなりコンビニ弁当寄りに感じます。

ただ、それが腎臓の病気で入院して、病院食に慣れてきた82歳の母親に合うかどうかは、別の話です。

母親の第一声は「ちょっと塩辛い」だった

結果として、母親が言ってきたのは「これはちょっと塩辛い」という感想でした。

要するに、味が濃いということです。

昔の母親なら、たぶん普通に食べられたと思います。むしろ、味がしっかりしていておいしいと感じたかもしれません。

でも今は違います。入院中に投薬治療を受け、病院で減塩の食事をずっと食べてきました。その状態でナッシュを食べると、やはり味の濃さに違和感が出るようです。

食べられないわけではありません。ただ、今の母親にとっては「この味に慣れるのは怖い」という反応でした。

濃い味に戻ることへの怖さがある

母親が気にしていたのは、単に味が濃いということだけではありません。

この味に慣れてしまったら、また体に悪い食べ方に戻ってしまうのではないか。腎臓の状態が悪くなって、足が腫れ上がるようなことになるのではないか。そういう怖さがあるようでした。

実際に何をどれだけ食べたら体調に影響するかは、医師や管理栄養士の判断が必要です。冷凍弁当を一食食べただけで何かが決まるわけではありません。

ただ、本人の中には入院前後の経験が残っています。足が腫れたり、体調が悪くなったりした記憶があるので、濃い味に戻ること自体に抵抗があるのだと思います。

病院食で薄味に慣れると、味覚が変わる

今回分かったのは、病院食で薄味に慣れると、味の感じ方がかなり変わるということです。

自分がナッシュを食べると、普通においしい弁当です。むしろ、健康系の冷凍弁当としては味がしっかりしていて食べやすいと思います。

でも、母親のように減塩の食事に慣れた人からすると、その「しっかりした味」が塩辛く感じるわけです。

ここは、冷凍宅配食を選ぶうえでかなり大事な切り分けだと思いました。

おいしい弁当と、病気の人に合う弁当は違う

ナッシュはおいしいです。これは自分の中では変わりません。

ただ、「おいしい弁当」と「腎臓の病気がある高齢の親に合う弁当」は、同じではありません。

若い人や、健康だけど少し食事に気をつけたい人なら、ナッシュはかなり使いやすいと思います。味も分かりやすいですし、普通の弁当に近いので続けやすいです。

一方で、すでに病院で減塩食に慣れている人、腎臓の数値をかなり気にしないといけない人にとっては、味が濃く感じる可能性があります。

ここを混ぜて考えると、判断を間違えると思いました。

薄くて物足りない弁当にも意味がある

制限食系の弁当を食べると、自分のような健康寄りの人間には、薄い、物足りない、と感じることがあります。

でも、母親の反応を見ていると、その薄さにも意味があるのだと思いました。

薄くて物足りないくらいの味でも、病気のことを考えると、そちらを選ばないといけない場面があります。本人が「これは安心して食べられる」と思えることも大事です。

家族としては、つい「おいしい方を食べさせたい」と思います。でも、味が濃いものに慣れてしまうことが、本人にとって不安になる場合もあります。

今回の結論

82歳の母親にナッシュを食べさせてみた結果、母親の反応は「ちょっと塩辛い」でした。

自分にとってはおいしいナッシュでも、病院食で薄味に慣れた母親には、味が濃く感じられたようです。

これは、ナッシュが悪いという話ではありません。ナッシュはナッシュで、普通の弁当に近くて食べやすい良さがあります。

ただ、腎臓の病気がある高齢の親に食べさせる弁当として見るなら、Dr.つるかめキッチンやメディミールのような制限食寄りの弁当とは、分けて考えた方がよさそうです。

今後も、母親本人の反応を見ながら、味、量、温めやすさ、食後の不安まで含めて記録していきます。

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